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【今話題】低用量ピルについて知って欲しいこと。

低用量ピルに対してどのようなイメージをお持ちですか?

実際には生理不順や生理痛などに効果があったり

私は高校生の拒食症の後遺症で生理が順調に来ず、

ずっと低用量ピルを服用していました。

男友達も多く、お酒も好きだったと言うこともあり、

それを知った周りからは

『ヤリマン』

そんな風に言われました。

そして当時の彼氏からは

元彼

ピル飲んでるなら妊娠しないから、中に出していいんじゃない?

そんな風に言われ失望しましたね…

今回ホリエモンさんの新刊である東京改造計画

に低容量ピルについて記載して頂いたので、

乗っかってお伝えしたいと思います。

・生理について何かしらトラブルがある女性

・男性全般

に見て頂きたいです。

そもそも低用量ピルって?

低用量ピルとは

経口避妊薬(けいこうひにんやく、英語: combined oral contraceptive pill (COCP)、oral contraceptive (OC))とは、主に避妊に用いられる女性ホルモン剤。ピルとも呼ばれる。ピルと言った場合、通常低用量ピルを指す。

Wikipedia

とされています。

名前からして『避妊薬』と言うイメージが強いですが、

避妊以外にも様々なメリットがあるのでお話ししていきます。

そもそも生理とは

まずは生理とは子供を産むために必要なからだのしくみで、

おおよそ月に1回、妊娠が成立しないことで子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。

その際に痛みの元である(プロスタグランジン)が子宮を収縮させ下腹部痛や腹痛などの月経痛を生じさせます。

低用量ピル服用のメリット

一般的なメリットとして

・避妊効果

・月経痛の軽減

・PMS(月経前症候群)の軽減

・月経量の減少(貧血予防)

・月経周期の安定

避妊効果

こちらは言わずと知れた効果ですよね。

99.8%以上の避妊効果があり、
『女性が自分自身で避妊をすることができる唯一の方法』
と言われています。

しかし私が一番言いたいことは

避妊はできても性感染症は予防できない

と言うことです。

そして避妊の確率も100%ではありません

女性もですが男性も知っておいて下さい。

月経痛の軽減

月経痛は人によっても違いますが、

強い人は学校や会社に行けないほど辛いです!

前項目でプロスタグランジンと生理の関係について説明しましたが、

そのプロスタグランジンの分泌が増えすぎると収縮が強くなり、
子宮の周囲の充血やうっ血に伴って痛みを感じます。

つまり内臓を強く握り閉められている状態が定期的におこる
と言うことです。

そのように考えると痛いのは当たり前ですよね!

生理痛を理由に休むと

「怠けている」(今はないと信じたい)

そんな風に言われたと言う昔の話から、言えない。

そもそも月経を男性に恥ずかしくて言えない。

そう言う風潮があると思います。

なのではっきりとは言わない女性が多いと思いますが、

男性は察して欲しいです。

そして今後女性が生理休暇を取得しやすい職場環境が整うことを期待しています。

PMS(月経前症候群)の軽減

個人差はありますが

胸が張る、眠くなる、にきび・吹き出物・肌荒れが起こる、だるい、食欲が増す、便秘、肩こり、頭痛、にきび・吹き出物・肌荒れなど
イライラする、感情の起伏が激しくなる、気分が落ち込む、集中力低下、無気力感など

など様々な症状があるとされているPMSも軽減できます。

月経量の減少(貧血予防)

子宮の収縮の調整、月経の期間が収縮するので、おのずと月経量も減ります。

その結果貧血も予防されます。

月経周期の安定

ピルでホルモンの周期を調整するので、確実に28日周期となります。

月経の開始日がわかるので、予定を立てやすいです。

そのほかにも

・ニキビの予防

・子宮内膜症の予防

・子宮体ガン・卵巣ガン・大腸ガンの予防

の効果があるとの報告もあるようです。

低用量ピル服用のデメリット

もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。

症状としては

・頭痛

・吐き気

・不正出血

・むくみ

などが挙げられますが、1〜2ヶ月服用しているうちに治ることが多いようです。

血栓症

重要な副作用として血栓症が挙げられます。

血栓症とは

血管内に血栓(血の塊)が形成されることにより血流が閉塞する病態で、命に関わることもあります。

なので、低用量ピルを服用されている人は定期的に病院で血圧や血液検査を
受ける必要があります。

通販で安く購入可能のところもあるようですが、
副作用があることをしっかり頭に入れておきましょう。

毎日決まった時間に服用する必要がある

ピルは毎日決まった時間に服用する必要があります。

飲み忘れると効果がなくなってしまいます。

なので、タイマーなど設定するなどして、飲み忘れないことが
大切となります。

お金がかかる

現在日本国内においての低用量ピルは、月経困難症、子宮内膜炎の治療のために処方する場合には保険適用内で処方できますが、
それ以外の目的では原則保険適用外となります。

そのため 避妊や生理不順のために使いたい場合は保険適用外となります。

なのでお金は結構かかります。

自費のピルは1シート(28日分)2000〜4000円程度で、他に診察料がかかる場合もあります。

おわりに

いかがでしたか。

知って欲しいことだけをできるだけ簡潔に書いてみました。

個人的な意見は、生理にトラブルのあるすべての女性はピルを飲むことを
オススメします!

ピルは、正しく服用すれば女性にとってメリットばかりの薬です。

ピルを飲みたい!という場合は、まずは近くの産婦人科医に行きましょう。

今は嬉しいことに生理については理解してくれる男性も多いですが、

ピルについては詳しく知らないことが多いようです。

女性がもっと心地よく社会生活を送れるようになりますように。