性教育

男性の急所を攻撃すると痛い理由

こんにちは!
まほちんです!

あなたは

急所を蹴られると地獄のように苦しい

そんな言葉を聞いたことはないですか?

そして男性は
蹴られると想像しただけで冷や汗が
出るのではないでしょうか?


蹴られる可能性があるスポーツ。
格闘技では股間を蹴る行為は「ロー・ブロー」と言って禁止されています。

このローブローは、”卑劣で不当な痛みを伴う攻撃”
という意味です。

格闘技界でも禁止になるほど、痛いということ。

ではなぜあんなに痛いのでしょうか?

そしてなぜ悶絶するほど痛いのに
蹴りやすい場所に位置しているのでしょうか?

今回はその疑問にお答えしていきたいと思います。

股間の刺激が痛い理由

神経が集中している

一番の理由は多くの神経が通っていること。

股間には多くの感覚神経が通っています。

感覚神経というのは、痛みサインを
送るか送らないかのどちらか。

危険回避のために少ない刺激を大きくもできないし
危険だからと刺激を弱めよう…
のように中間的なサインは送れません。

股間のように痛みを強く感じる場合、
より多くの神経が過敏になっています。

股間は特に感覚神経が集結しているので痛いです。

関連痛

関連痛も悶絶する要因。

股間を蹴られた時は股間が痛むだけではなく、
そこからあっという間に全身が痛むようになります。

この関連痛に関して、
実は研究でも詳しくわかっていないのですが、
神経がお互いに関連しているからだと言われています。

神経系は組織的構造になっています。
例えは指を紙で切った場合、
どこから痛みが発生しているのか脳は正確に把握します。

しかし、右胸がなんとなく痛いなど
体の奥で感じるものは正確に把握できません。

脳が把握しているのは「ここら辺が痛む」という程度であり、
そんな時、脳は体全体が痛むという危険信号を発信します。

股間には痛みを発信する準備が整っている神経が
山ほど集結していてその結果、
股間を蹴られた時悶絶するほどの痛みが全身に広がります。

股間が守られていない理由

では他の大事な臓器は骨であったり、
筋肉や脂肪に守られているし、

危険信号を出す感覚神経が充満しているほど
大事にされているのに

なぜ無防備に掘り出されているのか?
なぜぶら下がりスタイルなのか?

これにもきちんとした理由があります。

元気な精子を育てるため

睾丸、つまり金玉は精子が入っている場所。

健康な精子を製造するための最適な温度は34度。
人間の体温が36〜37度なので、
体温より1~2度低い状態が精子にとっては最適。

加えて、37度くらいに上昇した時に活発に動きます。

こう言った理由から、女性の体内に射精した時に
動きが活発になり、妊娠に繋がります。

しかし、しばらくすると活気はなくなります。
なぜなら37度で放置されると死んでしまうから。

つまりは射精した時は精子活動は盛んな方がいいけど
それ以外は風通しのよい状態でいるのが最高ということ。

だから危険を冒してでもあの位置に
ぶら下がりスタイルでいます。

ハンディキャップ説

もう一つ根拠はないと言われていますが
ハンディキャップ説というものもあります。

有名なのはクジャクのオス。
クジャクのオスは羽の大きさ美しさで魅力が決まります。
それと同じ理論じゃないか説があります。

クジャクの大きく美しい羽は
性的魅力を伝えることに焦点を当てた場合は
目立てば目立つほど良いとされます。
しかし、生き長らえる点で言えば、
目立つ方が敵にやられるリスクは高まります。

股間も同じで、大きければ大きいほど
さまざまなリスクが高まります。

つまり、その男性の遺伝的可能性が詰まっているものが
無防備でぶら下がっている。

玉袋に入った金玉はその男性が遺伝的に良質であることを伝える
一種のディスプレイのような感覚で進化した
可能性があるということです。

この説の要点は、ある一つの生物が、コストの高くつく
デメリットを持ち合わせた、生存に適応していない形を
持っているのにもかかわらず、長生きしているのであれば
その生物は質の高い遺伝子を持っていて、
子孫繁栄に対して価値のある相手ということになります。

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